活動記録

2007年12月15日(土)

天気:晴れ 参加人数:13人

活動内容

シラタマホシクサ回復試験区の強処理区の表土除去   →除去した土壌はあぜ道に移動

モウセンゴケ群落付近の草刈り

観察メモ

シラタマホシクサは種子散布の段階 先日の雨の影響で土壌水分多い状態   →前回、表土除去をした場所が浅い水溜りになっていた

今後の活動

○モウセンゴケ群落の作業区の設置について

旧入り口付近のモウセンゴケ群落を対象に、3年前に作業したとされる区域を活かして、シラタマホシクサ群落と同様に作業区を設定(次回までに考えておきます) 歩道沿いの群落への影響を軽減するため、杭とロープで歩道を固定

○シラタマホシクサ植生回復試験区の作業について

弱処理区は冬季の草刈りだけでは無処理区との差が出ない可能性が高い(冬季は地下部に栄養を蓄えるため)   →成長期(6,7月ごろ)にもう一度草刈りをすると効果的かもしれない

表土除去をした作業区(強処理区)で地盤高が低下したため、作業の効果がヌマガヤ除去によるものか地下水位の変化によるものか分かりにくい   →各作業区の代表点で地下水位の測定をしてみては?

除去した表土について   →元の場所に戻すのか?戻すとしたら根の処理をどうするのか?要検討

○その他

参加者の名札を配ったらどうか?

2007年12月1日(土)

天気:晴れ 参加人数:9人

活動内容

作業区(3処理区)および調査区(6カ所)の設置、作業区内での草刈り

観察メモ

シラタマホシクサは種子散布の段階 池の水が濁っていた(原因不明)

シラタマホシクサ植生回復 作業区と調査区について 今回は前回までの話し合いに基づき、作業区の設置をしました 場所は池の東側で、以下のような設定になっています

シラタマホシクサ群落の復元に向けて、除草や土掻きの効果を検証することを目的とします   →作業を行わない対照区と比較して、除草作業や播種の効果がどの程度あるかを調べます

2×5mの作業区を6つ設置し、図に示したように作業を行います 各作業区には1カ所ずつ1×1mの調査区を設置して、植生の移り変わりを記録していきます(どの種が、どれくらいの割合を占めているか;群落の高さ;土壌の状態など)

  無処理:作業を行わない対照区   弱処理:地上部のみの除草を実施   強処理:地下部までの除草を実施

注. 作業を行うときは、できるだけ境界線の上を歩くようにしましょう。特に、1×1m調査区内へは立ち入らないようにしてください。ご協力よろしくお願いします。

※植生回復試験にご質問やご意見がありましたら、shiratama07@excite.co.jpまでご連絡下さい。

今回実施した作業

作業区および調査区の設置 各調査区の植生調査→まとめ次第公開 弱処理区と強処理区(調査区を除く)の地上部の草刈り 調査区A32の右側の土掻き 作業区への播種のために、池周辺の個体からシラタマホシクサの種子を採取→播種日まで長田が保管 植物同定のための標本採取→植物標本を作製し、完成し次第公開 湿地全域の簡易植生図の作成→まとめ次第公開

2007年11月17日(土)

天気:晴れ 参加人数:10人

活動内容

前回までに刈った草の搬出 今後の活動について相談

観察メモ

シラタマホシクサは種子形成の段階。 前回から咲いている黄色い花は、スイラン(キク科)でした。 ミミカキグサ(黄色い小花)、ホザキノミミカキグサ(紫色の小花)の開花を確認。 水質調査・・・水温 10.5℃、pH 7.1、電気伝導度(EC) 36μS/cm

今回までに確認した植物相(記録したもの) シラタマホシクサ、ヌマガヤ、メリケンカルカヤ(外来種)、ミミカキグサ、ホザキノミミカキグサ、スイラン、モウセンゴケ、トウカイコモウセンゴケ、ナガエモウセンゴケ(外来種)、サワヒヨドリ、ヤマイ、ホタルイ、コシダ、ウラジロ、アブラガヤ、セイタカアワダチソウ(外来種)、ムラサキシキブ、アカメガシワ、ヤマハギ、ヒサカキなど

今後の活動など

湿地の富栄養化を防ぐため、刈った草を片付けること 前回刈った草を積んでいたところの周辺はモウセンゴケが多く生育するため、注意が必要 ゴミ袋をビニール製から麻袋にすると破れない メンバーが個人で管理する1m四方ほどの調査区を設置   →現在の状態を記録(種組成、被度、群落高など)   →各調査区で作業強度を変えて、個人で1調査区の管理を担当する   →適宜モニタリングを行い、植生の変化を把握する   ※調査区の位置や作業プランについては次回までに長田が計画案を策定

鍵は主要3メンバーで管理(予定)   →管理者・・・伊藤政司さん、安井誠一さん、岸野靖彦さん

定例日以外の活動は、事故や問題発生防止のため、最低2人以上で行動すること

今回は、壱町田湿地の保全活動をされている原先生と富田さんも参加され、様々なアドバイスをいただきました。

2007年10月27日(土)

天気:雨 参加人数:3人

活動内容

雨天のため作業は中止し、簡単に観察を行いました。

観察メモ

シラタマホシクサはまだ大部分の個体が開花中。 前回あまり見られなかったキク科?の黄色い花が咲いていた(種同定中)。 湿地の状況に応じてゾーンを区切り、手入れの仕方を変えてはどうか?要検討。 明日28日(日)に少しだけ草刈りを実施。

2007年10月6日(土)

天気:晴れ(早朝に雨) 参加人数:10人

活動内容

木道周辺の草刈りと搬出 今後の運営について相談

今後の活動

今後の定期的な活動は、原則として第1、第3土曜日の9:00~12:00とする(11月以降)。ただし、11月3日(土)は町の文化祭と日程が重なるため、10月27日(土)に振り替える。※活動日が多くなりますが、無理のない範囲で参加してください。 ボランティアスタッフのホームページを開設し、今後はホームページ上でさまざまな連絡を行う(担当:長田)。 鍵の管理について要検討。




Last-modified: 2008-10-19 (日) 21:42:06 (5661d)